引越し色々便利帳

新居が決まってから引越しの手続きまで、
また新たな荷造りの仕方などを紹介します。  

引越し前の手配、荷造りは要領よく。

【間取り図は、数枚コピーしておいて、大いに活用する】

引越し準備は、新居の間取り図をもらうことから始めましょう。間取り図には、あらかじめ、部屋ごとに番号を打ち何枚かコピーを取っておくと便利。 引越し会社や手伝ってくれる友人に渡しておくと当日の引越しがスムーズに運びます。
間取り図にはドアや窓の位置のほか、コンセントの位置なども示されています。部屋番号が付いた間取り図を参考にしながら家具の配置を決め、家具にも部屋番号を貼付しておきます。
荷造りも部屋番号にしたがい、普段使わない書籍や季節に合わない衣類、趣味のものの整理などから始めると、引越し作業も楽しく進みます。もちろん荷物にも部屋番号を貼付しておき、部屋番号ごとにまとめておきます。

【不要品は、まず活用!それから処分をかんがえる】

使えるものはできるだけ再活用したいもの。新居で使わないものを決めたら、まずはリサイクル業者さんに相談してみるのも一つの手です。特に書籍、衣類などは、家まで取りに来てくれる業者さんも増えていますから何かと便利。また知人に譲るなどの“誰かに使ってもらえれば”という発想が大切な時代になっています。
捨てるものが決まったら、市町村のルール(回収日)に合わせて処分します。特に粗大ゴミなどは回収日が限られていたり、家電製品は有料だったりするので、スケジュールを立て、できるだけ計画的な処分をおすすめします。

【ガス・水道・電気・電話・郵便、行政関係の手続きもお早めに】

現在の住居のガス・水道・電気の停止、電話の移転、新居でのこれらのライフラインの予約など、また転出届、国民年金や国民健康保険の届けを市町村役場に提出することになります。引越し後の安心のためにも是非行っておきたいもの。まずは電話で確認、必要に応じて順次手配しておきましょう。
忘れがちなのがNHK受信計画、インターネットの接続プロバイダ、JAF、カタログ販売業者、郵便局などへの住所変更手続き、また、新聞販売店への連絡も怠りなく。

【引越し業者の手配】

引越し業者に電話を入れ、事前に家を見せた上で見積もりを取りましょう。その際、万が一大切な家具が破損した場合の補償事項や追加料金の発生の有無などを確かめておきましょう。また、毎年3~4月、11~12月は引越しが多いシーズン、早めの手配が必要です。

【手伝ってくれる友人の手配】

引越し業者によって違いはありますが、引越しの費用は2トン車、4トン車などの車の大きさ(荷物の多さ)、派遣する作業員の人数分が基本となって算出されます。手伝ってくれる人がいれば、その分人件費が安くすむというわけ。状況に応じて早めにお願いしておきましょう。

引越し当日、搬出・搬入時の注意事項

【貴重品は自分自身で】

重要書類などの貴重品は、友人や引越し業者に頼らず、自分自身で携帯するように心がけましょう。また搬出時、押し入れの中に荷物が残っていたなどはありがちなこと、忘れ物がないかの最終チェックを怠らないようにしましょう。

【引越し料金の精算】

引越し業者さんへの支払いは、当日の搬入後現金払いが多いようです。引越しによる家財の破損等をチェックした上で支払いを済ませましょう(破損等があった場合は後回しにせず、その場で対処します)。また、領収書を受け取ることもお忘れなく。

引越し後の各種手続きや近所へのあいさつ

【まずは、ライフラインの手続きから】

引越し直後から必要になるのはガス、水道、電気、電話などのライフライン、いずれも使用開始手続きが必要です。
銀行やクレジット会社などの住所変更手続きの際は、身分証明書等の提示が必要となりますから、市町村への転入届、住所変更などを先に済ませておきましょう。

【ご近所へのあいさつも大切】

日常生活の安全、安心のためにも、ご近所へのあいさつは欠かせません。特に小さなお子様がいらっしゃったり、仕事上などで不規則な生活が強いられる場合には、その事情を説明し理解してもらっておくこととも大切です。
引越し後、数日中に行うのがベスト。